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AIのする漫才vs人間のする漫才。

どんなに面白いネタを作って、間や発声等の技術を身につけたとしても
AIがする漫才は、人間のする漫才に勝つ事は出来ない。
「何を言うか」じゃなくて「誰が何を言うか」だから。


ちょっと前にオードリーの若林が
そんなような話していた。

 


これは音楽に置き換えても
同じ事を言えると思う。
「何を歌うか」じゃなくて「誰が何を歌うか」。


例えば「退屈なヒットチャートにドロップキック」というフレーズ。
(everybody goes〜秩序のない現代にドロップキック〜/Mr.Childrenより引用)

このフレーズを
CD出せば全部ミリオンヒットを飛ばすミスチルが歌った時の聞こえ方
全く売れない、これからのバンドマンが歌った時の聞こえ方
一度は売れたけど落ちぶれたバンドが歌った時の聞こえ方。

全て同じである訳が無いと思う。


やはり音楽も
少なくとも人間が歌っている間は
作品の意味合いってものは、作者(又は発信者)にある程度は依存する物だと思う。

 


だからと言って
小山田圭吾を辞任させるべきとか、
正義振りかざして石を投げつけるのが正解か
とかは分からないけど。


でもとりあえずは
作品と作者は別物!って考え方は
個人的に凄く違和感を持った。