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喫茶店にて自分の浅ましさに急に恥ずかしくなる。

本日はピーズのワンマンライブを見るために千葉までお出かけ。

知り合いが勧めてくれたお蕎麦を昼ごはんに食べたかったので
ライブが18時からであるにも関わらず
15時には千葉駅に到着。

鴨せいろをゆっくり食べても15時半。

ライブまで何をして時間を潰そうか考えた結果
ライブハウスの近くにある喫茶店でゆっくり時間を潰すことにした。

喫茶店に入ってアイスコーヒーを注文してから
カバンに入っていた中島らもの
僕に踏まれた町と僕が踏まれた町

を読んでいたら唐突に自分の浅ましさに恥ずかしくなってしまった。

というのも自分が完全に酔っていると自覚を持ってしまったからだ。

コーヒーブレイクジャズが流れる純喫茶。
一杯のコーヒーをすすりながら中島らもを読む。

僕が毛嫌いしているサブカルが好みそうなシチュエーションに
自分が完全に酔ってしまっている。

恥ずかしくてたまらない。

僕はそういうのをオシャレだと思う価値観に
いつも文句を垂れて来たのに。
とうとう落ちるところまで落ちてしまった。

急いでエッセイをカバンにしまって
ライブ用に持ってきたリトルトゥースのリストバンドを腕につけた。

喫茶店でラスタカラーのリストバンドをつけてるなんて
客観的に見てダサ過ぎて酔うに酔えないと考えたからである。

左腕のラスタカラーを見て落ち着きながら反省。なぜ俺は中島らもを読んだのか。
最近ハマっている東京グールで良かったじゃないか。

大人しく東京グールを読んでいたら
こんなに酔っ払うことは無かったはずだ。

冷静さを取り戻して戒めの為にも
この日記を書く。

なんだかまだ少しいつもよりも文章の感じが
「こいつさっきまで本読んでたのかな？」感が残ってる気がして恥ずかしい。

ライブまで後1時間。
外は雨だからまだ喫茶店で過ごす。

コーヒーが冷め切るのが先か、
酔いが覚めるのが先か。

アイスコーヒーを頼んだにも関わらず
上の文章でちょっと上手いこと言おうとしてるから多分まだ酔ってる。踊れ文系男子。