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今日は1ヶ月ぶりにスタジオに入ってきた(ベースレス)。

最近カネコアヤノばっかり聞いてることとか
混ぜてもらってたバンドが「活動しやすいようにバンドをミニマムにする」って言って
そのバンドを脱退する事になった事とか
諸々あって
「俺もミニマムに今後は弾き語りで良いか」みたいな気持ちになってたけど
やっぱりバンドは楽しい。

良い歌作るだけなら弾き語りで充分なのかも知れないけど
やっぱり楽器が多い分、アレンジの幅が大きくて
同じメロディの歌でも雰囲気を全然変えれるから凄い。
弾き語りも上手い人なら一人で雰囲気変えるとか出来るのかも知れないけど
今の俺には無理だからね。

3時間入って、1曲を練る予定だったんだけど
思ったよりスムーズにアレンジが進んで
1時間持て余した。

今回練った曲は、コロナ始まった当初に
山田亮一がTwitterでオリジナル曲送ってくれたら
聞いてアドバイス送るぜ企画やってた時に
送って、アドバイスをくれた曲。

アドバイスの内容は意訳だけど
曲の魅力が分からない、(何がしたいのか分からない)といった内容だった。

凄く抽象的なアドバイスのようだけど
実はそのアドバイスは僕に凄く刺さった。
刺さったというか「あ、バレた」って感じになった。

というのも、その曲は元々俺がレゲエみたいなイメージで作った曲で
なんとなくもっとアップテンポにしよう
ってなって、なんとなく完成(仮)した曲だったからだ。
俺は(こんな事言うのもアレだけど)極論
歌や演奏なんてものは、
多くの人に自分の詩を届けるためのツールだと考えてる節が凄くある。

ポエムとして聞くのは退屈だろうから
メロディに乗せたら聞いてもらいやすいかな、的な。

だからなんとなくの完成(仮)でも
まぁ歌詞は良いヤツかけてるから良いか！
みたいな軽い感じでGOしてたんだけど
やっぱりそんなんじゃバレるんだなって凄く思った。

正直メロディも悪く無いと思っていたので
アレンジを変えて、何をしたい(どんな曲にしたいのか)をしっかり決めてやれば
ちゃんと良い曲になると思っていた。
だからしっかりコンセプト？というか
やりたいことを自分の中で決めて
今回アレンジしたら、割といい感じになったと思ってる。
何箇所かバチっと来てない所もあるけど
フォーマットは気に入ってるし
2.3箇所あるキメの部分も聞き直しても
我ながら満足出来る形になった。

あとはバチっときてない所をもう一回練って、練習して
また山田亮一に聞いてほしい。

持て余した時間は全員がうる覚えの状態で
チャットモンチーとかハイスタとか
グリーンデイとかコピーして遊んだ。
音楽って楽しい。