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今日は通勤の電車の中で若林の表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬を読んだ。

毎回旅行の度に電車で読むんだけど
旅行の時しか読まないので、内容を忘れて
毎回最初から読みなおしてる。
故にまだキューバ編が終わらない(文庫版だからモンゴル編とアイスランド編も載っている)

キューバ編は完全版になる前に一度読んでるから
先が気になってページを捲る指が止まらない状態にもならないのも
この本を読み進めるスピードが遅くなる要因の大きな一つだとも思う。

旅行でもなんでもないのに今日この本を読んだのは
通勤時間を少しでも充実させたいが為だ。

最近毎日残業で帰宅しても眠るだけなので
せめて通勤時間くらいは楽しく過ごしたいっていう
社会人生活へのある種の反抗。

普段はその楽しく過ごすためのツールが音楽やラジオになるんだけど
今日はなんとなく聞きたい音楽もラジオもないので
本でも読んでみようってノリで読んでみた。

読書は普段あんまりしない。
人生で読んだ本も、両手で数えられる程度だ。
でも
どんな音楽を聞いてもなんとなく響かない、退屈を感じてしまう日には
本を読んでみるのも良いなぁと思った。

音楽よりも簡単に集中してその世界に入れる気がする。
個人的に、入り込む深さは、入り込めた日の音楽の方が全然深いと思うけど。

でもこうしてどんな音楽を聞いても退屈を感じてしまう日が増えるのは
どんどん感性が退屈になってるような気がして少し怖い。

明日にはまたカッコいいと思いながら何かを聞きたい。